外注頼みから脱却!「測る」と「学ぶ」で広がる3次元データ活用



 

建設業界に広がる「3次元データ活用」と「課題」

2025年度、建設業界では「i-Construction2.0」の動きが本格化しています。
国土交通省が推進する日本全国の都市デジタルツイン実現プロジェクト「PLATEAU」では、2025年5月時点で、全国236都市以上の3次元都市モデルがオープンデータとして整備済と公表されており、さらに2027年度までに約500都市まで拡大予定とされています。

▶ PLATEAU公式サイト: https://www.mlit.go.jp/plateau/

こうした動きにより、都市計画や維持管理の分野でも3次元データの利活用が急速に広がっています。
今や3次元データの利活用は、「将来の選択肢」ではなく「現場の必須スキル」へと変貌を遂げつつあります。

しかし一方で、現場からは下記のような声も多く上がっています。

  • 「導入したけれど、社内で扱える人がいない」
  • 「点群処理が複雑で、結局は外注頼み」
  • 「教育に時間が割けず、ノウハウが定着しない」

ツールを導入するだけでは、現場の課題は解決できません。
必要なのは、「測る」と「学ぶ」を両立させる仕組みです。

こうした課題の解決策として、今回、クラウド型ドローン測量サービス「くみき」とeラーニング教材「KUMIKIトレ」2つをご紹介します。

「測る」をもっと手軽に ― クラウドで点群生成「くみき」

撮影データをアップロードするだけで点群化、自社内運用を推進

点群生成や3次元データ化のニーズが高まる中、現場では「外注が当たり前」となっているケースも少なくありません。
一方で、国土交通省が公表した「i-Construction2.0 2025年度の取組予定」では、「3次元モデルや点群データ・GISなどの活用により、受発注者間のデータ共有を容易にし、生産性を向上させる」旨の方針が示されています。
(参考:国土交通省「i-Construction 2.0 2025年度の取組予定」

こうした流れに対応するために、「自社内処理」を加速させる仕組みが必要です。そこで登場するのが、クラウド型ドローン測量サービス 「くみき」です。

くみきの特長

  • 撮影データをクラウドにアップロードするだけで自動的に点群データを生成
  • 専門知識や高性能PCは不要
  • 外注コストを削減し、「誰でも使える3次元測量」を実現

従来は時間も知識も必要だった点群生成を、クラウドで自動化することで、現場担当者でも扱える仕組みを提供します。

「学ぶ」を加速させる ― 3次元データ活用の基礎から実践まで習得「KUMIKIトレ」

初心者でもステップアップ、自社内で活かせるスキルに変える

国土交通省が公表した「i-Construction2.0」の資料では、建設現場のオートメーション化の実現に向け、「施工」「データ連携」「施工管理」の3分野を重点的に推進する方針が示されています。
(参考:国土交通省「i-Construction 2.0 ~建設現場のオートメーション化~」
特に、データを一元的に扱い、リモートで管理できる仕組みづくりが重要なテーマとされており、そのためにはツールの導入が不可欠です。

しかし、ツールを導入しても、それを「使いこなせる人材」がいなければ現場は回りません。
現場では「データを扱える人材が限られている」「知識が属人化している」という課題が多く聞かれます。

こうした背景のもと注目されているのが「KUMIKIトレ」です。


eラーニング教材「KUMIKIトレ」の特長

「KUMIKIトレ」は3次元測量・点群処理・データ活用の一連の流れを、実際の操作画面を見ながら学習できるeラーニング教材です。
現場担当者が“手を動かして覚える”ことに重点を置いており、「3次元モデルって難しそう…」という方でも安心して取り組める構成です。
ツール導入だけで終わらず、「使える人材を育てる」というさらなる活用が、今後の測量・土木現場では重要な課題として注目されています。

現在、KUMIKIトレ本編から抜粋したサンプル動画を公開中です。
実際の学習の雰囲気や難易度を、ぜひご自身の目でご確認ください。

🎥 KUMIKIトレ サンプル動画

まずは3分で学習の雰囲気を体験してみませんか?

▶ サンプル動画を見る

「測る」と「学ぶ」を掛け合わせた3次元活用の展開

外注頼みから自社運用へ、専門家数人からチーム全体へ拡大

測量や施工の現場では、国土交通省が掲げる「i-Construction 2.0」や「建設DX推進加速プログラム」の下、 3次元データを活用した業務の効率化・自動化が急速に進んでいます。
2024年度には、ICT施工・3次元計測技術の普及を目的とした「ICT施工技術講習会」や地方整備局による「3次元データ作成支援・研修」などが全国で実施されており、民間事業者や自治体職員を対象に「自ら点群を扱える技術者の育成」が進められています。
こうした流れの中で求められているのは、 「ツールを導入するだけでなく、現場全体が運用できる体制をつくること」です。

「くみき」で点群生成を効率化し、「KUMIKIトレ」でデータ処理や活用スキルを底上げすることで、外注頼みから脱却し、社内全体で3次元データを“使いこなす”基盤を築くことが可能になります。
3次元データを扱える人材が増えれば、施工管理・出来形確認・維持管理など あらゆる工程で生産性を高めることができます。
これはまさに、「測る」と「学ぶ」の両輪がそろって初めて実現できる未来です。

今こそ、第一歩を踏み出すタイミング

無料ウェビナー+サンプル動画で「使える」3次元活用をスタート

建設業のデジタル化は、国の政策とともに確実に前進しています。
今こそ自社でも3次元データ活用を“実務レベルで定着”させる絶好のタイミングです。
「くみき」と「KUMIKIトレ」は、現場の課題に寄り添いながら、 測量から活用・教育まで一貫した支援を行う仕組みです。

「まずは概要を知りたい」「導入後のイメージを見てみたい」という方は、 以下の無料ウェビナーで実際の操作画面をご覧ください。

🎥 無料ウェビナー公開中(約1時間)

「くみき」での点群生成の流れや、現場での活用イメージをわかりやすく解説しています。

▶ 無料ウェビナーを視聴する
★ 福井コンピュータユーザー様専用プランもご紹介中 ★
導入をご検討中の方は、ウェビナー内で詳細をご覧いただけます。

本記事でご紹介の製品はこちら↓

一覧に戻る

TOP